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持木 健太
持木 健太
(もちき けんた)

飲食店のための税務・会計・経営の基礎知識

飲食店の事業計画

 

前回は、飲食店経営を続けていく上で必要な「経営者の視点」として現金管理の重要性についてお伝えしました。
今回はもう1つ、飲食店経営にとても重要なポイントをお話したいと思います。
それは「事業計画」です。
事業計画とは、いわば半年先、1年、数年先のお店の姿を現すものです。
お店を始める時に、事前にじっくりと時間をかけて計画を立てているお店と、立てていないお店では、
繁盛店にいきつくまでのベクトルや時間が大きく違ってきますので、しっかりと地に足のついた現実的な計画を立てましょう。

 

◆事業計画とは
これまでのコラムの中で触れた「三大経費」や「現金管理」など、
現実的に必要な知識や管理方法を踏まえた上で、事業計画において特に重要な要素をあげるとすれば、
以下の3つが挙げられます。
 
1) オーナーシェフの個性(お店の特徴)を出す
2) ターゲットと客単価
3) お店の立地と家賃
 
特に個性については、チェーン店ではなく個店として始める方であれば、
お客様に伝わりやすい特徴を出さなくてはなりません。
更に、その特徴が活かせるターゲットを定めます。そのターゲットにとって
「高くても付加価値のある、魅力あるメニュー」でなければなりません。
客単価は相場も考える必要がありますが、いたずらに低くしないことがポイントです。
店の立地や家賃は、ターゲット次第で変わってきます。
 
◆成功する事業計画とは
 良い事業計画を立て、成功させるためには、以下の要素が必須です。
 
1. 他店(成功例・失敗例)の研究をしている
2. 価格設定(メニュー、原価)に工夫がある
3. 仕入先の“あて”がある
4. 優秀な人材を確保できる
5. 計画の実施のズレをカバーできる
 
「失敗」とは、経験不足から起こります。
失敗する事業計画を立て実践する人はいませんが、成功を目指した事業計画を立てていると、
様々な問題点に直面するはずです。
つまり、計画段階の中で失敗を経験することによって、
成功へ導くための事業計画を練り直せるということが言えると思います。
また、いざ開業すると日々が忙しくなり、仕事に没頭するあまり、ついつい数年後の計画が頭から離れてしまうことがあります。
でも、事業計画という道しるべがあると、現状と現状の問題点を認識することや、軌道修正できるメリットもあります。
 
今回までに「三大経費」、「現金管理」、そして「事業計画」についてお話してきました。
この3つの要素は、飲食店経営においては特に重要視すべき経営者の「視点」です。
是非、これらをうまく組み合わせて、より現実的に、より近道で成功に導くための「事業計画」を作り上げて下さい。
 
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ガイド|持木 健太 (もちき けんた)

 

飲食業支援プロジェクトリーダー

明るく・元気に・前向きコンサルタント

TOMAコンサルタンツ/藤間公認会計士税理士事務所

  (株)船井財産コンサルタンツ東京銀座  (株)日本相続コンサルタンツ
  (株)日本財務コンサルタンツ  (株)日本人事コンサルタンツ
  (株)日本医療コンサルタンツ   (株)日本同族経営研究所

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