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高島 秀行
高島 秀行
(たかしま ひでゆき)

飲食店の法律

飲食店に関係する法律の種類

飲食店を経営するにあたり、関係する法律の種類を説明します。

自分の店を持つのは、みんなの夢ですが

「いつか自分の店を持ちたい」というのは、飲食店で働いていれば、みなさん誰でも思うことでしょうし、飲食店関係者でなくても、サラリーマンなんかでなく、自分の店を持って、自分の行きたいお店にしたいという夢を持っている人は多いと思います。

さて、一口に飲食店経営と言っても、いろいろな法律の規制を受けています。その法律違反が、グルーポンのおせち事件やマクドナルドの名ばかり店長事件、焼き肉店の食中毒事件など、飲食店経営で、世の中を騒がす事件に発展することもあるのです。

そこで、まず今回は、お店を始めるだけで、こんなに法律が適用されるというお話をします。

みなさんご存じのとおり、飲食店を始めるには、営業許可を取らなければなりません。その他にも食品を取り扱う上での義務があります。これらを定めているのが「食品衛生法」です。

次に、お店を借りることになるでしょう。お店を借りる契約は、賃貸借契約と言い、「借地借家法」が適用されます。従業員やアルバイトを雇えば、雇用契約を結ぶこととなり、「労働基準法」「労働契約法」「パートタイム労働法」が適用されます。

開店準備のために、お金を借りれば、金銭消費貸借契約を結ぶこととなり、担保や保証人に関する知識が必要となります。これらについては、「民法」がルールを定めています。

  • お店を会社ですることとなれば、「会社法」や「商業登記法」に従わなければなりません。
  • お店の名前に名前を付けようとすれば、「商標法」「不正競争防止法」に違反しないよう気を付けなければなりません。
  • お店の宣伝をしようと広告をするには、「景品表示法」を守る必要があります。
  • 売上げを上げれば、「所得税法」「法人税法」「地方税法」といった税金が発生します。
  • 自分のお店を持つのは夢であり、自由であると思っている方が多いかもしれません。

しかし、お店を持つとは、事業をすることであって、あらゆる行為について、社会的に責任を持つよう法律で規制を受けることになっているのです。ただし、法律はみなさんを罰するだけのものだけのものではありません。みなさんの権利を守る法律もあります。

そこで、これから、毎回、飲食店経営で問題となる基本的な法律知識について、お話していきたいと思います。

ガイド|高島 秀行 (たかしま ひでゆき)

昭和40年生まれ:茨城県下館市出身
昭和63年3月:慶応義塾大学法学部法律学科卒業
平成6年4月:弁護士登録
平成6年4月~平成11年3:第二東京弁護士会
民事介入暴力被害者救済センター運営委員会
平成9年7月~平成11年3月:第二東京弁護士会倒産法研究会
平成8年12月~現在:スポーツ法学会
平成12年6月~現在:第一東京弁護士会アウトソーシング研究班
平成14年1月~現在:同研究会班長

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